<世界自然遺産と持続的な観光>
                                                            080215新規
                                                           マルベリー


<資料>
2008-2-8 ビジターセンターにおける、
江戸川大学 吉田正人教授の講演要旨



=内容=

自然遺産は
  
  風景地
  自然地域
  地形・地質、生息・生育地   で顕著な普遍的価値があるもの

登録基準(クライテリア)
   Z 風景(自然景観)   例ヨセミテなど
   [ 地形・地質       例グランドキャニオンなど
   \ 生態系         例グレートバリアリーフなど
   ]生物多様性       例セレンゲティーなど

   複合遺産=文化+自然・・・・マチュピチュなど

   文化的景観:人と自然の相互関係によって得られたもの・・・石見銀山・紀伊山地の霊場など

締約国の義務
  世界遺産リストだけが保護の対象ではない

  自国の遺産を守る・適切な措置をとる
  他国のものを壊さない
  国際協力      など

世界遺産委員会:21カ国で構成

世界遺産に登録されるために条件は
  基準に合致
  完全性を満たす面積・・すくなくとも5000ヘクタール以上
  国内法で担保
  管理計画

知床の課題
  海域の境界を1kmから3kmへ拡張すること
  2008年までに海域管理計画を作る
  サケ科魚類管理計画
  観光管理計画
  登録から2年ごとに調査    など

小笠原の課題
  国内法の担保
  固有種の保護
  外来種問題の解決



クイズ:世界遺産になりうるのはどちら?
  ダヴィンチの「最後の晩餐」・「モナリザ」
       ↓
 不動遺産だけなので、壁画である最後の晩餐のほう 



                                                         以上
                                     
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