<南洋踊りの起源・ミクロネシアの行進踊りと日本語まじりの歌について>
                                                  050615更新
                                                 
MULBERRY

資料;2004-9-12、静岡大学 小西潤子氏の講演よ


=内容=
・行進踊り----外来の踊り
  マーシャル  1917-1925ころ
  ポンペイ 1930-
  チューク 1912-
  ヤップ・パラオ1930ころさかん  
  サイパン 1930ころさかん
          *サイパンへはチュークの人たちが伝えた                 

  パラオ・サイパン経由で小笠原へ
  

・踊りの伝播について
  外国人;特に東カロリンへは捕鯨船員 ドイツ兵 宣教師
  島の人々;西へはチューク人が主

・人々の交換
  捕鯨船
  ナウルのリン鉱石採掘 1902
  アンガウルのリン鉱石採掘 1906-1936
  木工徒弟養成所 1926
  チュークからサイパンへの移民

・発展
  ハーモニカ   衣装の工夫  新しいもの ;自由な創造

・行進踊りの現況
  ポンペイ;ディナーショーで
  ヤップ;子供のため
  サイパン;1つづつの踊りや曲の組み合わせなど
  チューク;踊っていない 1960年代が最後

・歌詞と外来性
  ウラメ・ウワドロ:チューク語
  ギダイ:ポンペイ語    
    いずれも意味不明---言葉が変化しているのか?

小笠原化
 外来文化(行進踊り・日本語混じりの歌)
   |
 1920-30 西カロリン・サイパン様式が小笠原へ
   |
 その後、小笠原化 日本化し 南洋踊りへ

                                                       以上

                                     
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