<あすか乗船記040529>
                                                                         040605 
                                                          MULBERRY

                                                                     
2004-5-29〜5-31に近畿日本ツーリストチャーターの
あすか、小笠原クルーズで横浜−小笠原に船内講師として、乗船したレポートです。
片道だけの乗船ですので、十分なレポートではありませんが、
少しでも、豪華客船での船旅の参考になれば幸いです。


2004/5/29横浜発
17:00ごろ、横浜港より出発。
あすかは29000トン弱と、日本最大級の客船である。
今回のクルーズは近畿日本ツーリストのクラブツーリズムのチャーターである。
乗船中にみた客層はさすが値段が張るだけあって、ほとんど年配者。

僕は乗船してすぐに、まず船内を回って、とりあえずどこになにがあるか確認して回った。
広い船内は4デッキから11デッキまである。
ちなみに宿泊部屋は8デッキのデラックス・ルームだ。
部屋は、ツインベッド・ソファー・トイレ・シャワー・テレビ・机・いす・ポットなど
ビジネスホテル以上に揃っている。さすが船旅を楽しむ船だ。
また、メイドさんが毎日ベッドメイクや掃除に入ってくれる。
8デッキにはプールもあるが、海水のため、やや冷たかった。
しかしスパもあるので、そちれでも楽しめる。

浴場は10デッキにあり、なかなか眺めがよい。スパもある。
船内はおおむね後部に船内施設が集まっていて、割とわかりやすい。


夕食は2回制で、ほかのスタッフとともに、後半に食べに行った。
この日はカジュアルデイなので、ラフな格好でかまわなかった。
メニューは和食のコースで、なかなかおいしかった。
各テーブルごとに担当のボーイさんがいて、サービスは行き届いている。
ボーイさんはおおむねフィリピン系で、片言であるが、大体は通じる。
食事は旅行費用にすべて含まれているが、アルコールドリンクは別である。
キャッシュレスシステムで伝票にサインををして、最後にまとめて、清算するシステムになっている。
食事以外のほかでも、同様である。現金を持ち歩かなくてもいい。
でも、ルームカードと乗船証は持ち歩かなくてはならない。

明日の講演もあるので、食後、早めに就寝した。


5/30終日航海
この航海は海況もよく、ゆれはとても少ない。

ドアのところには船内新聞がはさまれ、一日のイベントなどが書かれている。
そのため、いちいち放送はない。

今日は昼食前に、講演をする。

朝食と昼食は和・洋2種類が別々に設定されている。
この日の朝食は洋食のビュッフェスタイルに行った。
たくさん種類があったが、朝は軽めで抑えた。

食後、しばらく準備してから、指定の時間にホールに出かけて、準備をした。
講演はレクチャールームのようなところではなく、グランドホールで、
ちょっとやりにくい感じの場所ではあった。
講演は10:45から90分間で、テーマは小笠原の自然だったが、
前半はホワイトボードで雑学の話しで、後半はスライドでのネイチャートークにした。

時間になってほぼ満席のような感じだった。200人ぐらいであろうか。
こちらの予想の客層としては、小笠原が初めてと予想。
大体、予想通りだったので、わりと楽に話ができた。

前半雑学の部は無事終わり、後半スライドショーの途中で、
鳥島接近との連絡を受け、一度講演が中断となった。
15分ぐらいしてから、再度はじめたが、今度は半分も集まっていなかったように思う。
後の予定も詰まっていたので、予定の時間でなんとか切り上げた。
割と好評だったように思う。

ほっとして、昼食に出かけた。今度は和食に行った。
散らし寿司と煮魚などが出た。あっさり味で、なかなかおいしかった。
講演も終わったので、早速ビールを飲んだ。

昼食後、プールに遊びに行った。
多少冷たかったが、いい天気だったので、何度か泳いで、しばらく日光浴をした。
すっかりリラックスさせてもらった。
年配客が多いせいか、泳ぐ人はわずかだった。

夕方早めにお風呂に入り、
夕食前に船首側にあるラウンジで、夕日を見ながら、ビールを飲んだ。

その後、ウェルカムパーティーがあり、カクテルをいただきながら楽しんで、
さらに夕食へと続いた。

この夜はインフォーマルでスーツで行った。
メニューはフランス料理のコースだ。
久々に食べるコース料理で、しっかり美味しく頂いた。
この次はいつになるかしら。

食後にショップに立ち寄り、家族への土産を買った。喜ぶだろうか。

イベントとしては、朝から夜まで、食事時間を除けば、
なんかしらのイベントが行われていて、結構楽しめるようになっている。
またカジノもあるので、これもいい。ちなみに換金はできない

3/1父島到着
6:00頃目がさめると、島が見える。凪ていた。

6:30に、また洋食の朝食を食べに行った。
この日は外のテ−ブルでそそくさと食べた。
外では係船作業中であった。
清算はカード決済にしたので、手間いらずだった。
その後、下船準備をして、トップで下船した。
通船で青灯台に向かう。

休む間もなく、オプショナルツアーのガイドの仕事にかかった。


最後に、お世話になった皆さんありがとうございました。

          

メール アイコン
トップ アイコン