<オガサワラグワ調査結果041227>
050115追加
2004-12-27に、弟島のオガサワラグワの種子採取の際に
調査・確認した記録である。
葉 |
樹皮 |
906枯れ個体 |
実 |
調査日:2002-12-27
調査場所:北部の鹿浜一帯(広根山西側)
調査人:吉井信秋
調査内容:各個体の状況確認
個体数:906が枯れたため、現存は34本かそれ以下。
(調査できたのは、25本。10本は今回未確認)
枯れそうな個体:
906の枯れ以外に
905、907 908 930の4本が枯れそうな個体があった。
(903は今回未調査だが前回すでに弱っている個体)
したがって、ここ数年でもう少し個体数を減らしそうだ。
枯れそうな個体は、西よりの開けた岩石地となっているエリアに多い。
雌雄の確認
936は今回、雄花の痕跡があったので、雄と考えられる。
これで、 雌13本 雄18個体 未確認3本 枯れ1本となった。
実生の有無
まったく見られなかった。
番号 |
雌雄 |
状況 |
備考 |
904 |
雌 |
葉多い 実あり |
|
906 |
雌 |
実なし |
枯死 |
908 |
雌 |
2/3ほど枯れ |
|
909 |
雌 |
葉多い 実少ない |
樹皮虫くい |
913 |
雌 |
葉多い 実地面に |
|
918 |
雌 |
新葉多い 実あり |
|
922 |
雌 |
葉多い 樹上に実かなり多い |
|
923 |
雌 |
葉多い 地面に実あり |
巨岩の脇・グミの上 |
925 |
雌 |
葉多い 実わずか |
|
926 |
雌 |
葉多い 実なし |
|
927 |
雌 |
葉多い 実すこし |
センダン近い |
929 |
雌 |
葉あり 実わずか 枯れ枝もあり |
弱り気味 |
935 |
雌 |
葉多い 実多い |
|
937 |
雌 |
葉多い 実多い |
|
931N |
雌雄? |
今回未調査 |
|
932N |
雌雄? |
今回未調査 |
|
933N |
雌雄? |
今回未調査 |
|
936N |
雄 |
雄花確認 |
雄 |
903 |
雄 |
今回未調査 |
|
905 |
雄 |
半分枯れ |
|
907 |
雄 |
半分枯れ |
|
910 |
雄 |
元気 |
|
911 |
雄 |
元気 |
|
912 |
雄 |
元気 |
|
914 |
雄 |
元気 |
|
915 |
雄 |
今回未調査 |
|
916 |
雄 |
今回未調査 |
|
917 |
雄 |
今回未調査 |
|
919 |
雄 |
今回未調査 |
|
920 |
雄 |
今回未調査 |
|
921 |
雄 |
花少し |
|
924 |
雄 |
今回未調査 |
|
928 |
雄 |
葉多い |
|
930 |
雄 |
枯れそう |
|
934 |
雄 |
下向きに生える |
〜その他〜
当日、ヤギを数回目撃。
シマオオタニワタリはヤギの食害を受けていた。
モクタチバナが実をつけていた。
わりとよく広根山斜面ではオニヤブソテツが目に付いた。
オガサワラグワ・センダン・ウドノキなどの大木があった。
オガサワラグミが花をつけ、いい香りがしていた。
広根山山頂に南側の岩場から上って昼食をとった。
山頂からは孫島・鹿浜が一望できる。
以上。