<小笠原・春夏秋冬>

                                                               141202更新
小笠原は日本列島に比べると、季節感が少ないですが、
それでも季節変化は多少はあります。それを月ごとにお伝えします。
1-2月 3-4月  5-6月 7−8月 9-10月 11−12月

=5月=
GWは観光客で非常に賑わいますが、その後は梅雨明けまでまた閑散とします。
この時期は島内では目立った行事がありません。

GWを過ぎると梅雨入り間近で、初旬から中旬には梅雨になります。
そのため、5月が年間で一番降水量の多い月となります。
気温は25度前後で、梅雨明けまであまり変わりません。
水温はちょっとずつ上がりだしていますが、
水温が25度くらいになるのは例年梅雨明けのころ。7月くらい。

梅雨時の名物と言えば、シロアリの羽化が上げられます。
5−7月にかけて、シロアリの羽化は日没後の1時間くらいに見られ、
外灯など明かりに集まる数はすさまじいくらい。
大発生の日は羽化が始まると、
みんな電気を消して、窓を閉めて、静まるのを待ちます。
(最近は防除の効果で集落付近の発生は少なくなりました。)
シロアリの羽化と同じくして、路上にはそれを待ち受けるオオヒキガエルの集団が集まり、
道路では車に轢かれたカエルがたくさん張り付きます。

雨が多くなると、グリーンペペの発生も増えます。

海ではGW過ぎにはザトウクジラが完全にいなくなります。
イルカのシーズンですが、何せ梅雨。
あまり海況・天候がよくなく、いいコンディションになるのはもう少し先。

山では島の花のムニンヒメツバキがぼちぼち花をつけだし、
シマホルトノキの紅葉もかなり進みます。
花はヤロード・オガサワラクチナシ・オオバシマムラサキ・ムニンビャクダンなど。
ぺぺ  


6月=
1968-6-26に小笠原はアメリカから返還されました。
ちなみに1830年6月26日、最初の定住者がハワイからやってきました。
父島・母島では毎年6/26前後に、返還菜が行われています。
(父島では5年ごとに大きなイベントをします。)
6月のおがさわら丸は村民や小笠原関係者の便宜を図り、
運航スケジュールには載せない硫黄島訪島・墓参や八丈島寄港が行われています。
(一般旅行者は利用できません。ご了承ください。
2009年の八丈寄港便は一般利用も可能になっています。)

6月前半は梅雨の後期でまだ天候がぐずっていますが、
例年6月中旬ごろには梅雨があけ、本格的な夏となります。
ただしこの梅雨明けは年によっては大きく時期がずれることもあります。
大体内地が梅雨入りすれば、小笠原は梅雨明けです。
梅雨が明けると、しばらくは天候も海況も安定し、
台風の心配もなく、一年でもっとも海のいい時期でしょう。
気温は30度くらいになります。水温は25度くらいまで上がってきます。
これから夏の間は、日中、局地的なスコールが来る場合もありますので、
くろっぽい積乱雲が出始めたら要注意。小一時間で通過します。

海は梅雨が明けてしばらくはベタ凪になりますので、
ケータや母島行きも非常に快適になります。
イルカのシーズン真っ盛りとなります。
鏡のような水面を通して、泳ぐハシナガイルカを覗けるのはこの時期が多いです。
ダイビングは父島はもちろん、ケータのビッグポイントに潜リやすくなります。

6月前半までさかんだったシロアリの羽化は梅雨が明けるとそろそろ終わりとなります。
それとともにオオヒキガエルの出没もやや減ります。
グリーンペペは快晴が続くとあまり出なくなる場合があります。

山では島の花のムニンヒメツバキが満開の時期を向かえ、
周遊道路や遊歩道沿いのあちこちで楽しめます。
また、シマホルトノキも花をつけます。
花はほかに、オガサワラボチョウジ・オオハマギキョウ・オガサワラシコウランなど。
山歩きは気温が上がるので、やや薄着で。
ヘビや猛獣はいないし、かぶれる植物も少ないので、半袖が快適。
林内は日差しの影響が少ないので、それほど暑くはありません。

イルカ10

 

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