<小笠原の岩石についての講演要旨>
                                                         030212新規
                                               Bonin Explorer MULBERRY

<資料>
2002-12-16、地域福祉センターにおける
ブリティッシュ・カウンシル(イギリスの公的国際交流機関)主催の
イギリス サザンプトン大学 地質学教授 ロバート・ネスビット氏の講演よ

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=内容=
・小笠原の特徴
 島の岩は海底で出来た。(4500万年前・深さ3000M)
    海洋地殻の下のマントルがとけて出来た
  |
 その後、海面まで上昇
  
 海溝から50km  (火山は普通150kmはなれる)

 無人岩(ブニンガン・ボニナイト):まれな組成・鉱物

・小笠原の成り立ち
 理論としては
 4500万年前〜
  湧き出しの中心(海溝の部分)が沈み込み、ブニン岩が200万年噴出す。
  |
 3000万年前〜
  東太平洋海膨の働きで、前弧が開き、新たな地殻広がる。
  小笠原海嶺が東西から圧力受け、上昇。
  |
 2000万年前〜
  海面に出る(今の島の形ではない)。背弧海盆ができる。

・地質学者の関心
 ボニナイト:限られたところからしかでない。最初、小笠原で見つかった。
  単斜エンスタタイト(隕石に含まれる)を含む。
  沈み込みに近いところのみ噴出
  最良のものは聟島に

  *母島はボニナイトはでない
  *三日月山:ボニナイトではない、あとにできた火山
 
                                                         以上
                                     
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